マビックホイールのフリーのメンテナス
こんにちは!
今日は、オーバーホールのフリーのメンテナスについて解説します。
毎日頂くお問い合わせでも、多く頂くご質問ですので、
気になる方は参考にしてくださいね(^_^)
今回、フリーを分解してオイルをさしたのは、
キシリウムSLRの2015年モデルです。
必要な工具は、10ミリの六角レンチとマビックホイールを買うときに
ついてきた特殊な工具です。
作業手順はまずホイール交換のときと同じで
スプロケを外す必要があります。
今回はホイールのフリーグリスアップなので
スプロケはずしの工程は省きますね。
フリーの外し方
1、フリーを外す
六角レンチと専用工具で外します。
反対側は、カーボン製で割れやすいので力を入れないよう
そっと固定して行います。
反対側のカーボンのカバーは少しチャチな印象もありますが
これも軽量化のためでしょうか
これでフリーが外れます。
グリスアップ
外すときは、2つの爪が
バネで飛んでしまわないようそっと外します。
この2本の爪を軽量動力伝達システムと
言うそうです。
この爪に「純正ミネラルオイル」を注油します。
このオイル以外でグリスアップをしてしまうと
回転が悪くなったり、
ラチェット音を発生させている2本の爪が
戻らなくなる
なんで事もあるようですので、注意が必要です(^_^)
フリーの白いリング部分にも「純正ミネラルオイル」でグリスアップします。
フリーは回転がイマイチという話もありますが、
この黒いゴムのせいですね。
これは、水や汚れの浸入を防ぐためにあるそうなのですが、
善し悪しですね。
グリスアップが終われば、
フリーを被せます。
爪を押しながら入れるので、回転させながらゆっくりと
入れるのがコツです。
構造はシールドベアリングと言って単純です。
シマノやカンパニューロに比べて、メンテナンスはラクです。
今回は、キシリウムSLRのフリーでしたが、
基本的には同じだと思います。
専用のオイルや工具が必要なことからここにも
他メーカーとは違い独自性を感じます。
フリーを装着すればあとは、スプロケをはめていきます。
ホイールのフリーのグリスアップのまとめ
・必ず純正オイルを使用する
・フリーを外すときに2つの爪に注意(そっと外す)
・オーバーホール、グリスアップは他メーカーより簡単
・1000キロに1回くらいが望ましい(メーカー指定)
高価なホイール実際どんなものなの??
・メンテナンスは?
・私の走りに適しているのは?
そんな不安や疑問はありませんか?
お気軽にお問い合わせしてください(^_^)
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